残響(桜華忠臣のテーマ) 歌詞
今、一つ、身に消えて行く
焼ける様な煇(ひかり)が
又、二つ、露(あらわ)になって
今宵(こよい)の闇に消える
(桜華陸軍古式軍舞)
唯(ただ)、一つ、御伽噺(おとぎばなし)に
幕切(まくぎれ)が無い様に
又、二つ、忌(い)まれし運命も
塗り変わって移(うつ)ろうの
後悔の行く末よ
嗚呼 今 繰り返す名を
赤い華も踊る 夜に哮(たけ)る その残響を
さあ 今 語られる名を
泡沫(うたかた)の命と今名付けようか
今、一つ、風を纏(まと)って
終わりを映し出す
又、二つ、闇を葬って
垣間見える瞬間を
(六弦)
嗚呼 今 消えて行く名を
鮮やかに彩るときを翔ける その残光を
嗚呼 今 繰り返す名を
赤い華も踊る 夜に哮る その残響を
さあ 今 語られる名を
泡沫の命と今名付けようか