ドクハク（ルチアーノのテーマ） 歌詞

颯爽(さっそう)　騙(かた)る平常

交わす貞操　暴く低能

圧倒　嫌に丁重(ていちょう)

苦い迎合(げいごう)  奇態、軽佻(けいちょう)

堂々　巡る抗争

歪(ゆが)む表情    饐(す)えた相貌(そうぼう)

葛藤、刻まれた心臓に乗せて

（I do not seek I find）

衝動と引き換えに　潰された眼　こじ開けては

大層らしい声明　口を衝いた　口を衝いた

両の腕に沁(し)みた熱(ほて)りはもう、底をついて

八方塞がりの今日　受け止めていた

呆（あき)れるほどに艶(つや)めく意思を

隠した瞳を、

僅(わず)かに愛せよ

明日明後日を等しく奪い取るため

僅かに愛せよ

明日明後日を空しく切り取る前に。

(I do not seek I find)

情の、あからさまに毒々しく歪(ゆが)んだ者

情の、下賤(げせん)らしく禍々しく捻(ねじ)れた者

とうとう今日の日まで、唾棄(だき)するべきこの敵等(てきら)を

現に悍(おぞ)ましくも、受け入れていた

差し出でるほどに昂(たか)ぶる意気を

灯した怒りを、

静かに讃えよ

明日明後日の勝機を誘い込むため

静かに讃えよ

明日明後日の咎(とが)めを抱え込む前に。

(…君の影の落ちた日々に踏み込んでいた)

(…君の夢の朽ちた跡を抱き込んでいた)

見かねるほどに踏み潰された

哀しみの声を、

僅かに擡(もた)げよ

明日明後日を確かに誘い込むために

一途に掲げよ

明日明後日を空しく切り取る前に。

(…君の影の落ちた日々に踏み込んでいた)

(…君の夢の朽ちた跡を抱き込んでいた)

Call of Justice（ジャスティス・ハンコックのテーマ） 歌詞

紅く燃えてる

抉(えぐ)られた痛みよ

絶えなく降り注ぐ

争いの鐘が鳴り響く

足掻(あが）き続けた終幕の景色よ

悪い夢を奏(かな)で溢れ出していく

嗚呼(ああ)　研ぎ澄まされた瞳の奥

守り抜く鋼の意志を灯した

行け

零(こぼ)れ落ちた明日(あす)に向かう

風に揺れる今奪い合う世界

高く聳(そび)える

積み上げた犠牲よ

手招き嘲笑(あざわら)う

抜け出せない螺旋(らせん)を巡り続ける

灰に染めてく小さな命さえ

救われない心を凍らせていく

さあ武器を翳(かざ)せ　目覚めの時

閉ざされたこの闇の中掲げた

撃て　遥か彼方仰(あお)ぎ叫ぶ

光放つ空　焼き尽くす世界

嗚呼　研ぎ澄ました瞳の奥

守り抜く鋼の意志を灯した

行け　零れ落ちた明日に向かう

風に揺れる今この手に